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三原城

最終更新日:2017-06-02 (金) 23:44:09
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2011/10/30初出

小早川隆景の築城による

三原城(広島県三原市、JR三原駅北側)は、沼田川河口の三原浦に築かれた海城(海の要塞)であった。これを築いたのは、毛利元就三男の小早川隆景である。

毛利氏の後を受けて、関ヶ原の合戦(1600年)後に、福島正則が安芸および備後(の一部)に入封、正則は広島城に、そして三原城には養子の正之が入った。さらに、福島正則改易後、浅野長晟(浅野長政の二男)が和歌山から広島に入封(42万6千石)。それに伴い浅野忠吉(浅野長政の甥)が、和歌山県新宮から浅野家筆頭家老(3万石)として入り、三原城を代々受け継ぐ。

三原城は、あくまでも広島城の支城であった。したがって、三原藩という藩はどこにも存在しない。とはいうものの、一国一城の制度のなかで、幕末まで三原城が存在したことは非常にまれなことといえるであろう。

その三原城は、明治期の鉄道建設(現在のJR山陽本線)によって、本丸が分断されてしまった。歴史的建造物の保護という観点からは、いかにも残念な出来事であった。