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日本赤軍・重信房子容疑者逮捕

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日本赤軍・重信房子容疑者逮捕

警察庁が逮捕監禁容疑で国際手配していた日本赤軍リーダーの重信房子容疑者(55)が潜伏先の大阪府高槻市内で逮捕された。数多くのテロ事件を起こしてきた日本赤軍だが、リーダーを失ったことで組織は事実上壊滅状態に追い込まれたものとみられる。佐賀新聞 2000年11月09日より

逮捕容疑は1974年9月、オランダ・ハーグのフランス大使館を占拠、大使らを人質に取ったというものである。

日本赤軍は、1971年、新左翼の共産同赤軍派幹部だった重信房子容疑者が革命拠点を海外につくる「国際根拠地論」を掲げレバノンに出国、結成した。同じ赤軍派から分かれた連合赤軍が、リンチ殺人や浅間山荘事件(72年)など国内での過激な実力闘争を展開したのに対し、日本赤軍は中東を拠点にパレスチナゲリラとの連携を深め勢力を拡大していった。

72年のロッド(現ベングリオン)空港乱射事件をはじめ次々とテロ事件を起こし、クアラルンプール米大使館占拠事件(75年)とダッカ日航機ハイジャック事件(77年)では超法規的措置で日本国内に拘置中のメンバーら計11人を釈放させた。

しかし、冷戦構造の崩壊後は活動範囲が狭まり、95年以降、今年3月に強制送還された4人も含め計8人が欧州や南米などで身柄を拘束されている。なお、赤軍派の起こした事件としては、70年の日航機<よど号>ハイジャック事件がある。この事件のメンバー9人もまた逮捕や死亡で4人にまで減少している。(以上、佐賀新聞の記事を中心にまとめた)

これらのグループのリーダー層は団塊の世代より少し上の年代であるけれども、中核メンバーは団塊の世代そのものである。21世紀を目前にして、あれから早30年余りの年月が経過している。同世代の人間は社会人生活30年を経て、会社ではすでに役職定年を向かえつつある。これに対して、その間の彼等の努力はいったい何だったのだろうか。何とも言えない寂しい気持ちになってしまう。