元祖・御三家

元祖・御三家

1960年代、青春歌謡を歌っていた橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦の3人は“御三家”として親しまれ、絶大な人気を誇っていた。その3人がユニット「G3K(ごさんけ)」を結成、2000年10月6日から2001年12月31日まで全国100都市でツアーコンサートを行なっている。テレビ番組以外で3人が競演するのは初めてであり、ステージで3人がそろうのも今回が「最初で最後」という。なお、司会は玉置宏(たまおき・ひろし)。

「高校三年生」(我が青春の歌)

昭和39年(1964年)高校2年生の夏、私たちの学校の修学旅行は九州一周旅行であった。途中、バスの中で作新学院(栃木県)の高校野球春夏連覇(史上初)のラジオ放送を聞いた記憶がある。そして、同じくラジオから流れていたのは、前年度レコード大賞新人賞を獲得した「高校三年生」である。それから数十年たって、私たちの同期会では校歌に続いてこの歌を合唱してお開きとなる。

私たちにとって忘れ得ぬこの歌を歌っていたのは、舟木一夫。この歌で彼は一躍スターダムにのし上がっていた。その彼が一時期不遇の時代を迎えることとなる。しばらくして、すべてを乗り越えて再び表舞台に登場してきた彼は渋く輝いていた。そういう彼が私は好きである。

橋幸夫

1943年(昭和18年)5月、東京都生まれ、4学年上
1960年(昭和35年)8月デビュー、17歳
潮来笠(佐伯孝夫・作詞、吉田正・作曲)
同年、第2回レコード大賞新人賞(新人賞はこの回初めて設定)
同年、第11回NHK紅白歌合戦初出場(司会:赤組 中村メイコ、白組 高橋圭三)

舟木一夫

1944年(昭和19年)12月、愛知県生まれ、3学年上
1963年(昭和38年)6月デビュー、18歳
高校三年生(丘灯至夫・作詞、遠藤実・作曲)
同年、第5回レコード大賞新人賞(同年発表の“学園広場”と合わせて)
同年、第14回NHK紅白歌合戦初出場(司会:赤組 江利チエミ、白組 宮田輝)
紅白で歌ったのは、もちろん“高校三年生”である

西郷輝彦

1947年(昭和22年)2月、鹿児島県生まれ、1学年上
1964年(昭和39年)3月デビュー、17歳
君だけを(水島哲・作詞 北原じゅん・作曲)
同年、第6回レコード大賞新人賞(同年発表の”17歳のこの胸に”と合わせて)
同年、第15回NHK紅白歌合戦初出場(司会:赤組 江利チエミ、白組 宮田輝)
紅白では、“17歳のこの胸に”を歌う

2001/03/20、初出

山本明正(やまもと・あきまさ) 1970年3月(昭和45)徳島大学薬学部卒(薬剤師) 1970年4月(昭和45)塩野義製薬株式会社入社 2012年1月(平成24)定年後再雇用満期4年で退職 2012年2月(平成24)保険薬局薬剤師(フルタイム) 2020年4月(令和2)現在、保険薬局薬剤師(パートタイム)