(1)画像の保管場所について
1)アップロード先のフォルダを一つにする
画像をアップロードして保存する場所は、デフォルト設定では、次のようになっている。
「wp-content >>uploads >> 年月ベースのフォルダ」
つまり、「年」・「月」の各フォルダが自動的に作成されて、その中にファイルが順番に保存されていく仕組みになっている。
すると、サイト運営が長くなるほど、「年」・「月」の各フォルダ数は多くなってくる。
その結果、後で必要なファイルを探し出すのが難しく(面倒くさく)なってしまう。
ファイルの保存先を、「uploads」フォルダに統一してみるのもよい試みである。
設定 >> メディア >> メディア設定
「ファイルアップロード」で、「アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダーに整理」、チェックを外す。
これで、年・月の各フォルダが自動的に作成されることはなくなる。
後は、保存場所を気にすることなく作業を行うことができる。
2)アップロード先のフォルダの位置(及び名前)を変える
それでも、保存先フォルダ「uploads」が「wp-content」の下にあることには変わりない。
つまり、画像のURL表示が長い(一見して分かりにくい)ことに変わりない。
そこで、保存先フォルダの位置を、「wp-content」の下(デフォルト設定)ではなく、同じレベルにしたりして工夫する。
例えば「Xserver」の場合には、「public_html」フォルダの一つ下(wp-contentと同じレベル)に、新たにフォルダ(例えば、images)を作る。(FTPソフト使用)
3) 保存パスの設定(新たな関連付け)が必要になる
新たに画像ファイルを作った場合には、新たな関連付け(保存パスの設定)をしておかないと、ファイルの保存場所が特定できず、画像ファイルの保存・閲覧ができなくなってしまう。
設定 >> メディア >> メディア設定
「ファイルアップロード」で、以下の設定をする。
「アップロードするファイルの保存場所」⇒「images」
「ファイルへの完全なURLパス」⇒「/images」
注)初期設定では、上記2項目は表示されていない。
その場合には、 (サイトのURL)/wp-admin/options.phpを開く。
「すべての設定」の中から、次の二つの項目を見つけ出して設定する。
upload_path:images(相対パス)
upload_url_path:/images(URLパス)
注)絶対パスではなく相対パスで構わない。