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ホームページを作るには、ドメインとサーバーが必須
自分でWebサイト(ホームページ)を作って運営していくためには、ドメインとサーバーが必要です。
ホームページを家に例えるならば、家を建てるための土地が必要です。それがサーバーです。そして、その場所を示す住所が必要になります。それがドメインです。ドメインは世界中で一つずつしか存在しないので、ドメインさえ分かればインターネット上の住所は間違いなく分かる仕組みになっています。
以下では、ドメインとサーバーを関連付けて(紐付けして)、自分用のWebサイト(ホームページ)を開設するための土台作りについてまとめています。
前提条件として、取得済みの独自ドメイン(akimasa21.net)をレンタルサーバー(エックスサーバー:Xserver)に設置することにします。
独自ドメインを設置する
独自ドメイン)akimasa21.net ⇒ https://www.akimasa21.net(WebのURL)
独自ドメイン以外)~akimasa21 ⇒ http://www.megaegg.ne.jp/~akimasa21など(WebのURL)
Xserverにログインすると、「Xserverアカウント」画面が開く。
ご契約一覧 >> サーバー >> 操作メニュー、「サーバー管理」ボタンを押して、「Xserverサーバーパネル」を開く。
ドメイン >> ドメイン設定で「ドメイン設定」画面を開く。
「ドメイン設定の追加」をクリックして開く画面で、「ドメイン名」を入力する。
「確認画面へ進む」→「追加する」と進めて、ドメイン設定の追加を完了する。
なお、Xserverでは、操作途中で次の項目が自動で設定されるようになっています。
予めチェックが入っていますので、そのまま素直に(何も考えずに)操作を進めましょう。
- 無料独自SSLを利用する(推奨)
- 高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」を有効にする(推奨)
独自ドメイン用のフォルダ(public_htmlなど)を確認する
ドメイン設定の追加が完了すると、FTPサーバー上に下記の初期フォルダが自動生成されます。
それらのフォルダを確認する必要がある場合は、XserverのWebFTPを使います。手順は以下のとおりです。
Xserverにログインすると、「Xserverアカウント」画面が開く。
ご契約一覧 >> サーバー >> 操作メニュー、「ファイル管理」ボタンを押して、「Xserver WebFTP」画面を開く。
ファイル名の中に、「akimasa21.net」フォルダが作成されているのを確認することができる。
「akimasa21.net」をクリックすると、その中にさらに下記のフォルダが作成されているのを確認することができる。
各々のフォルダの役割は以下のとおりです。
- 対象ドメイン名/.spamassassin ⇒ 迷惑メール設定についてのファイルを保存する
- 対象ドメイン名/autoreply ⇒ 自動応答設定についてのファイルを保存する
- 対象ドメイン名/htpasswd ⇒ Basic認証のパスワード設定ファイルを保存する
- 対象ドメイン名/log ⇒ アクセスログを保存する
- 対象ドメイン名/mail ⇒ メールデータを保存する
- 対象ドメイン名/public_html ⇒ サイトデータのアップロード先
- 対象ドメイン名/script ⇒ cgiツールなどの各種スクリプトを保存する
- 対象ドメイン名/xserver_php ⇒ php.ini設定のファイルを保存する
サイトデータ(例えばWordPressファイルやSQLファイル)のアップロード先は、「public_html」になります。
ドメインのネームサーバーを設定する
ネームサーバーとは、「対象のドメインをどのサーバーで使用するか決定するためのアドレス」です。今回の場合、ドメインのネームサーバをXserver指定のものに変更する必要があります。
そのための手順は以下のとおりです。
Xserverにログインすると、「Xserverアカウント」画面が開く。
契約情報メニュー >> 「サーバーのご契約」>> 「詳細」ボタンをクリックして、「サーバーのご契約詳細」画面を表示する。
「ドメイン」タブをクリックして、「ドメインご契約一覧」を表示する。
該当ドメインの「ドメインパネル」ボタンをクリックして、該当ドメインのドメインパネルを開く。
「ネームサーバー情報」の「設定変更」ボタンを押して、Xserverのネームサーバーを追加(変更)する。
URLの画面を表示させる
全ての設定が終わると、「Xserverアカウント」>>「ドメイン」の該当ドメインに「反映待ち」と表示されます。
Xserver内部で設定が反映されるまで、約1時間程度しばらく待ちます。この表示が消えた後、URL(https://www.akimasa21.net)を表示させると、次のようなXserverによるお知らせ画面が出ます。
「このウェブスペースへは、まだホームページがアップロードされていません」。
何とも味気ない画面ですが、この画面が表示されるようになれば、「独自ドメインの設定」は成功したことを示しています。
ただし、WordPressそのほかのWeb表示用プログラム(そしてデータ)が、何一つアップロードされていないので、それ以外は何も表示されません。これから自分用のWebサイト(ホームページ)を作って公開するには、「public_html」フォルダの中に必要なサイトデータを新たにアップロードしていくことになります。
独自ドメイン設定の全体像
ムームードメイン、CloudFlare、XServer
・ムームードメインで取得(管理会社)
・DNS(ネームサーバー)は、CloudFlareを使う
・XServerでWebサイト運営
1)公的DNSで、ドメインのDNSサーバーを指定する
2)1で指定したDNSで、サーバーを指定する
3)サーバー側でドメインに対応できる設定をする